はじめに:Notion、シンプルなメモアプリからAI業務プラットフォームへ

2026年現在、Notionはもはや単なるメモアプリやドキュメントツールではありません。AI機能の全面的な統合、強力なリレーショナルデータベース、そしてチーム協業機能の高度化により、オールインワンAI業務プラットフォームへと完全に進化しました。世界中で3,000万人以上のユーザーがNotionを利用しており、特に韓国ではスタートアップから大企業まで幅広い組織がNotionを主要な業務ツールとして採用しています。2025年時点で韓国国内のNotionユーザーは約500万人を超えると推定されています。

韓国でNotionが特に人気がある理由はいくつかあります。第一に、韓国語サポートが優れているため、インターフェースとAI機能の両方を韓国語で自然に利用できます。第二に、韓国のスピーディーなビジネス文化と高いデジタルリテラシーがNotionの柔軟な構造とよくマッチしています。第三に、大学生からビジネスパーソンまで様々なコミュニティでNotionテンプレートや活用法が活発に共有されるエコシステムが形成されており、参入障壁が低くなっています。Naverカフェ、YouTube、Brunchなどで「Notion活用法」と検索すると、数千件ものコンテンツが見つかるほどです。

2026年の最大の変化はなんといってもNotion AIの本格的な業務統合です。以前は別のAIツールを使ってその結果をNotionに貼り付ける方式でしたが、今ではNotion内で直接AIに質問し、ドキュメントを生成し、データを分析し、議事録を整理できます。本記事では、Notion AIのコア機能からビジネスパーソンが実際の業務で活用する具体的なシナリオ、データベースマスター方法、おすすめテンプレート、料金プラン比較、そして生産性を最大化するヒントまで余すところなく解説します。

1. Notion AI コア機能総まとめ

1.1 AIライティング補助

Notion AIのライティング補助機能は、業務ドキュメント作成の効率性を飛躍的に向上させます。どのページからでも/aiまたはSpaceキーを押してAIを呼び出すことができ、様々なライティング作業をサポートします。

  • 自動要約:長いドキュメント、議事録、報告書を重要ポイント中心に簡潔に要約します。数十ページにわたる企画書でも数秒で要点を把握でき、忙しい経営陣やマネージャーに特に役立ちます。要約の長さやフォーマット(箇条書き、段落など)も指定できます。
  • 翻訳:韓国語から英語、日本語、中国語など様々な言語に即座に翻訳します。グローバルチームと協業するビジネスパーソンにとって必須の機能で、別の翻訳ツールなしでNotion内で多言語ドキュメントを管理できます。特にビジネスコンテキストをよく理解しており、専門用語の翻訳品質が優れています。
  • トーン変更:同じ内容をフォーマルな敬語、カジュアルな口調、親しみやすいトーン、専門的なトーンなどに変換します。社内報告書、ブログ記事、顧客メールのトーンが異なる場合、内容は保持したまま文体だけを素早く切り替えることができます。
  • 文章の推敲と拡張:粗く書いた下書きを文法的に正確で読みやすい文章に磨き上げます。短いメモを詳細なドキュメントに拡張したり、逆に長文のテキストを簡潔にまとめることも可能です。
  • ブレインストーミング支援:「このテーマについてアイデアを10個提案して」といったリクエストで創造的なアイデア出しをサポートします。企画の初期段階で思考の幅を広げるのに非常に効果的です。

1.2 AI Q&A(ナレッジベース検索)

Notion AI Q&Aは、ワークスペース全体を一つの巨大なナレッジベースに変える画期的な機能です。単純なキーワード検索ではなく、自然言語で質問するとワークスペースに散在する情報を統合して正確な回答を提供します。

  • ワークスペース統合検索:「前四半期のマーケティング予算はいくらだった?」「新入社員のオンボーディング手順はどうなっている?」といった自然言語の質問に対し、ワークスペースのすべてのページ、データベース、ウィキから関連情報を見つけて総合的に回答します。
  • 出典表示:AIが回答する際に情報の出典ページを併せて表示するため、元のドキュメントに直接移動して確認できます。これは情報の信頼性を確保する上で重要な役割を果たします。
  • 連携アプリ検索:Notionと連携したSlack、Google Drive、Confluenceなど外部サービスの情報まで併せて検索し、回答に反映します。複数のツールに分散した組織のナレッジに一つの窓口からアクセスできます。
  • コンテキスト理解:単純なキーワードマッチングではなく、質問の意図とコンテキストを理解します。「最近の求人情報」と尋ねると日付基準で最新情報を優先表示し、「マーケティングチーム関連」と尋ねるとマーケティングチームのワークスペースを中心に検索します。

1.3 AI自動入力(データベース)

Notionデータベースにプロパティを追加すると、各項目に対してAIが自動的に分析し値を入力してくれます。この機能は繰り返しのデータ整理作業を劇的に削減します。

  • 自動分類:顧客問い合わせデータベースで各問い合わせを「テクニカルサポート」「請求関連」「機能リクエスト」などに自動分類します。数百件の問い合わせを一つ一つ分類する作業が自動化されます。
  • 自動タグ付け:ブログ記事やドキュメントの内容を分析して関連タグを自動生成します。キーワードを手動で入力しなくても、コンテンツの核心テーマをAIが把握してタグを付与します。
  • 自動要約:データベースの各項目(例:議事録、プロジェクトドキュメント)に対して一行要約を自動生成します。リストビューで各項目の内容を一目で把握でき、業務効率が大幅に向上します。
  • 感情分析:顧客フィードバックやレビューデータに対してポジティブ/ネガティブ/ニュートラルの感情を自動的に分析します。顧客の声を素早く把握し対応するのに活用できます。
  • カスタムAIプロパティ:プロンプトを直接作成して、望む形のAI分析をプロパティとして追加できます。例えば「このプロジェクトのリスク要因を3つにまとめて」というプロンプトをAIプロパティに設定すると、すべてのプロジェクト項目に対してリスク分析が自動的に実行されます。

1.4 AIドキュメント生成

白紙のページから始めるのは誰にとっても負担が大きいものです。Notion AIはシンプルなプロンプトだけで様々なタイプのドキュメント草案を自動生成してくれます。

  • 報告書の下書き:「2026年第1四半期の売上報告書の下書きを作成して。売上推移、主要な成果、改善課題を含めて」とリクエストすると、構造化された報告書テンプレートとともに各セクションの下書きを生成します。
  • 企画書:プロジェクト概要を入力するだけで、目標、範囲、スケジュール、リソース、リスク管理などのセクションを含む企画書の下書きを作成してくれます。企画書の骨組みを素早く作り、細部を肉付けしていくことができます。
  • メールおよび社内通知:「全社員に送る年末ボーナス案内メールを作成して」といったリクエストでビジネスメールや社内通知を素早く作成します。
  • 提案書および会社紹介書:サービスや製品の主要特徴を入力すると、クライアント向けの提案書や会社紹介書の下書きを生成します。営業チームがクライアントごとにカスタマイズした提案書を素早く準備するのに活用できます。

2. ビジネスパーソンの実践活用シナリオ

2.1 プロジェクト管理

Notionは、Jira、Asana、Trelloなどの専用プロジェクト管理ツールに匹敵する強力なプロジェクト管理機能を提供しています。別途プロジェクト管理ツールを導入しなくても、Notion一つでプロジェクトの企画から完了まで全工程を管理できます。

  • カンバンボード:「To Do → 進行中 → 完了」のカンバンボードでタスクのステータスを視覚的に管理します。ドラッグ&ドロップでステータスを変更でき、フィルターやソート機能で特定の担当者や優先度のタスクのみ表示できます。カンバンボードの各カードには詳細説明、チェックリスト、ファイル添付、コメントなどを含めることができ、タスクのすべてのコンテキストを一箇所で管理します。
  • タイムラインビュー:ガントチャート形式のタイムラインビューでプロジェクトスケジュールを可視化します。タスク間の依存関係を設定し、マイルストーンを表示して、プロジェクト全体の進捗状況を一目で把握できます。スケジュール変更時に関連タスクが自動的に調整される機能もサポートしています。
  • スプリント管理:アジャイル手法を採用するチーム向けにスプリントボードを構成できます。2週間単位のスプリントを設定し、スプリントごとの目標とタスクを管理し、スプリントレビューとレトロスペクティブのドキュメントも同じスペースで管理します。
  • AIプロジェクト分析:Notion AIに「現在のプロジェクトで遅延しているタスクは?」「今週完了すべき優先度の高いタスクは?」などと質問すると、データベースを分析して即座に回答します。

2.2 議事録の自動化

会議はビジネスパーソンの日常ですが、議事録の作成は時間がかかる面倒な作業です。Notion AIを活用すれば、議事録作成プロセスを大幅に自動化できます。

  • リアルタイム議事録整理:会議中に簡単なメモだけ残しておけば、会議後にAIがそれを構造化された議事録に変換します。議題ごとの議論内容、決定事項、出席者の意見などをきれいに整理します。
  • アクションアイテムの自動抽出:議事録から「誰が何をいつまでに行う」形式のアクションアイテムをAIが自動的に抽出します。抽出されたアクションアイテムはプロジェクトデータベースに自動連携してフォローアップ管理が可能です。
  • 会議サマリーの共有:30分の会議の要点を3行に要約して、出席できなかったチームメンバーに素早く共有できます。Slackなどのメッセンジャーにすぐ転送できる形式で要約を生成します。
  • 議事録テンプレートの自動化:定例会議(週次ミーティング、月次レビューなど)用のテンプレートを作成しておくと、毎回同じ構造で議事録が生成され一貫性を保てます。AIが前回の議事録を参照して今回の会議のアジェンダを自動的に提案することもあります。

2.3 ナレッジ管理(チームウィキ)

組織のナレッジは最も重要な資産ですが、体系的に管理しなければすぐに散逸し失われてしまいます。Notionはチームウィキの構築に最適化されたプラットフォームであり、AI検索と組み合わせるとさらに強力になります。

  • 社内ウィキの構築:会社のポリシー、業務プロセス、技術ドキュメント、FAQなどを体系的に整理した社内ウィキをNotionで構築します。階層構造(ネストされたページ)とデータベースを活用して、膨大な量の情報を論理的に組織化できます。
  • AI検索による即時回答:「新入社員の有給申請はどうすれば?」「海外出張の経費精算の手順は?」といった質問にAIがウィキから関連情報を見つけて即座に回答します。人事部や管理部に繰り返し寄せられる質問をAIが代わりに処理するため、担当者の業務負担が大幅に軽減されます。
  • オンボーディングの自動化:新入社員向けのオンボーディングガイドをウィキとして作成し、AI Q&Aで疑問点をすぐに解決できるようにします。メンターが一つ一つ説明しなくても、新入社員が自ら必要な情報を見つけて学ぶことができます。
  • ナレッジの最新性維持:ウィキページに「最終レビュー日」プロパティを追加し、AIが古くなったドキュメントを自動的に特定して更新を推奨します。常に最新情報が維持される生きたウィキを作ることができます。

2.4 個人の生産性

Notionはチームツールとしてだけでなく、個人の生産性を最大化するツールとしても卓越しています。一つのNotionワークスペースで仕事とプライベートの両方を管理できます。

  • タスク管理(To-Do):シンプルなチェックリストから、優先度、期限、プロジェクト別分類が可能な高度なタスク管理まで実現できます。毎朝AIに「今日最も重要な3つのタスクは?」と聞くと、期限と優先度に基づいて推薦してくれます。
  • デイリージャーナル:毎日の業務記録、学んだこと、感謝していることなどを記録するデイリージャーナルをデータベースで管理します。AIが週次/月次レビューを自動生成し、自分の成長パターンを把握できます。
  • 目標トラッキング:四半期および年間目標を設定し、進捗状況を追跡します。OKR(Objectives and Key Results)フレームワークをNotionデータベースで実装し、目標と主要な成果を体系的に管理できます。
  • 学習ノート:オンライン講座、書籍、セミナーなどで学んだ内容を構造化して記録します。AIが学習内容を要約し、関連キーワードでタグ付けして後で簡単に検索できるようにします。

3. Notionデータベースマスター

3.1 データベースの基礎

Notionのデータベースは単純な表(テーブル)ではありません。一つのデータベースを複数のビュー(view)で表示できる多面的なシステムです。同じデータを目的に応じて異なる視点で見ることができるため、一つのデータベースだけで様々な業務要件を満たすことができます。

  • テーブルビュー:Excelに似た行と列の形式で、大量のデータを素早く入力・閲覧するのに最適化されています。フィルター、ソート、グループ化機能で必要なデータだけを抽出できます。
  • ボードビュー:カンバンボード形式で、ステータス別に項目を視覚的に分類します。プロジェクト管理、CRMパイプライン管理などに適しています。
  • カレンダービュー:日付プロパティを基準にカレンダー形式で表示します。コンテンツ公開スケジュール、スケジュール管理、締め切り管理などに活用されます。
  • ギャラリービュー:カード形式で表示し、画像を含む項目を視覚的に管理します。ポートフォリオ、製品カタログ、デザインアセット管理などに便利です。
  • タイムラインビュー:ガントチャート形式で時間軸に沿って項目を配置します。プロジェクトスケジュール管理、ロードマップの可視化に適しています。

3.2 リレーショナルデータベース(Relation & Rollup)

Notionのリレーショナルデータベース機能は、異なるデータベース同士を連携させて複雑な情報構造を構築することを可能にします。これはNotionを単純なドキュメントツールから本格的なビジネスツールへと格上げする核心機能です。

  • Relation(リレーション):2つのデータベース間の接続を設定します。例えば「プロジェクト」データベースと「タスク」データベースを連携すると、各プロジェクトに属するタスクをすぐに確認できます。「顧客」データベースと「契約」データベースを連携すると、各顧客の契約履歴を一目で確認できます。
  • Rollup(ロールアップ):連携されたデータベースの値を集計します。プロジェクトに連携されたすべてのタスクの完了率の平均を計算したり、顧客に連携されたすべての契約の合計金額を算出するなどの作業が可能です。これにより、別途スプレッドシートを使わなくてもデータに基づいた意思決定ができます。
  • 実践活用例:営業チームのCRMシステムを構築する場合、「会社」↔「担当者」↔「案件」↔「活動記録」の4つのデータベースをリレーションで接続します。一つの会社ページから、その会社の担当者リスト、進行中の案件、最近の活動履歴まですべて確認できる総合CRMが完成します。

3.3 数式(Formula)の主要パターン

Notionの数式(Formula)機能は、データベース内での自動計算や条件付き表示を可能にします。2024年の大規模アップデートでFormula 2.0が導入され、機能が大幅に強化されました。

  • 日付計算dateBetween(prop("締め切り"), now(), "days")の数式で締め切りまでの残り日数を自動計算します。Dデイカウントダウン、経過日数計算、週番号計算など様々な日付演算が可能です。
  • 条件付き表示if(prop("ステータス") == "完了", "OK", "進行中")のような条件文で、ステータスに応じて異なる値を表示します。複雑な条件をネストしてビジネスロジックを実装できます。
  • 進捗率計算:Rollupで集計した完了タスク数と全タスク数を数式で割り算して、プロジェクトの進捗率を自動計算します。round(prop("完了タスク") / prop("全タスク") * 100)でパーセンテージを表示し、プログレスバーで可視化できます。
  • テキスト結合:複数のプロパティの値を組み合わせて新しいテキストを生成します。例えば、プロジェクトコード、日付、担当者を組み合わせて固有のタスクIDを自動生成するのに活用されます。

3.4 AIプロパティの活用

AIプロパティは、データベースの各項目に対してAIが自動的に分析し値を生成する特別なプロパティです。従来の数式やRollupでは不可能だったセマンティック分析が可能になりました。

  • カスタムAI分析:「この項目の内容に基づいて優先度を高/中/低で判断して」というプロンプトを設定すると、各項目の内容をAIが読み取り分析して、自動的に優先度を付けます。
  • キーワード抽出:長いドキュメントの内容からキーとなるキーワードを自動的に抽出します。別途タグ付け作業なしでも検索と分類が容易になります。
  • 次のアクション提案:プロジェクトやタスクの現在の状態を分析して、次に取るべきアクションを自動的に提案します。「顧客が見積書を要求した」という状態に対して「見積書を送付し、3日後にフォローアップの電話をする」を提案するといった具合です。

4. おすすめテンプレート TOP 5

Notionのパワーはテンプレートで最大化されます。よくできたテンプレート一つが何時間ものセットアップ時間を節約してくれます。ビジネスパーソンに最も役立つ5つのテンプレートをご紹介します。

  1. プロジェクトトラッカー:プロジェクトごとのタスク管理、マイルストーン、リソース配分を統合管理するテンプレートです。テーブル、ボード、タイムラインビューが事前に設定されており、チーム規模やプロジェクトタイプに関係なくすぐに使えます。AIプロパティで各タスクのリスクレベルと予想所要時間を自動分析します。
  2. OKR管理:四半期ごとのObjectivesとKey Resultsを体系的に設定・追跡するテンプレートです。会社 → 部門 → 個人のOKRがリレーションで接続されており、Rollupで進捗率が自動集計されます。四半期レビューページが含まれており、振り返りプロセスも自然に進められます。
  3. 読書ノート:読んだ本の要点、印象に残った一節、実践項目を記録するテンプレートです。ジャンル別、評価別のフィルタリングが可能で、AIが本の内容を要約して一行レビューを自動生成します。ギャラリービューで本の表紙を視覚的に管理できます。
  4. 習慣トラッカー:毎日の習慣をチェックし連続達成日数を追跡するテンプレートです。数式で達成率を自動計算し、カレンダービューで月ごとの達成状況を一目で確認します。運動、読書、瞑想、学習など最大10個の習慣を同時に追跡できます。
  5. CRM(顧客管理):営業パイプラインと顧客関係を管理する小規模CRMテンプレートです。会社、担当者、案件、活動記録の4つのリレーショナルデータベースで構成されています。ボードビューで案件のステージ別状況を把握し、Rollupで見込み売上を自動合計します。
テンプレート活用のコツ
Notion公式テンプレートギャラリー(notion.so/templates)から数千個の無料テンプレートをダウンロードできます。テンプレートをそのまま使うのではなく、自分の業務スタイルに合わせてプロパティを追加/削除し、ビューをカスタマイズするのがポイントです。最初はシンプルに始めて、使いながら段階的に高度化することをおすすめします。

5. Notion 無料 vs 有料 比較

Notionの料金プランは4段階に分かれており、それぞれ特徴と制限事項が異なります。自分の利用目的とチーム規模に合ったプランを選択することが重要です。

項目 Free Plus ($10/月) Business ($18/月) Enterprise (要問合せ)
ページ・ブロック 無制限 無制限 無制限 無制限
ファイルアップロード制限 5MB/ファイル 無制限 無制限 無制限
ゲスト招待 10名 100名 250名 無制限
バージョン履歴 7日間 30日間 90日間 無制限
チームスペース 1つ 無制限 無制限 無制限
高度な権限管理 - - O O
SAML SSO - - - O
監査ログ - - - O

Notion AI追加料金:Notion AIはすべてのプランで月額$10/人(年間契約の場合$8/人)の追加費用で利用可能です。AI機能を使用しないメンバーには追加費用は発生しません。無料トライアルで一定回数のAI利用が可能なため、まず体験してから判断することをおすすめします。

無料プランを最大限活用する方法
1. 個人利用から始める:Freeプランは個人利用時にページとブロックが無制限なので、個人の生産性ツールとしては無料で十分に活用できます。
2. ファイル容量の回避策:5MB制限を回避するには、大きなファイルはGoogle DriveやDropboxのリンクとして挿入しましょう。
3. 教育向け割引:学生や教育者はPlusプランを無料で利用できます。.eduメールで登録すると自動的に適用されます。
4. スタートアップ向けクレジット:従業員50名以下のスタートアップはNotion for Startupsプログラムで、Plusプラン6ヶ月無料の特典を受けられます。
5. AI無料トライアル:AI追加料金を支払う前に、無料トライアル回数を戦略的に活用して、自分の業務にAIがどれだけ役立つかをまず確認しましょう。

6. Notion 活用のヒント & ショートカットキー

必須ショートカットキー10選

Notionをマウスなしで素早く操作することが生産性向上の鍵です。最もよく使う10個のショートカットキーを覚えましょう。

ショートカットキー 機能 活用場面
Ctrl + N 新規ページ作成 素早いメモやドキュメントの開始
Ctrl + P クイック検索(Quick Find) ワークスペース内のページに即座に移動
Ctrl + Shift + L ダークモード切替 夜間作業時の目の疲れを軽減
/ スラッシュコマンド ブロックタイプの変更、AI呼び出し、挿入など
Ctrl + Shift + M コメント追加 チームメンバーへのフィードバックや質問
Ctrl + D ブロック複製 類似ブロックを素早くコピー
Ctrl + / ブロックタイプ変更 テキストを見出しやリストなどに変換
Ctrl + Shift + H 直前のテキスト色を適用 一貫した色で素早くハイライト
Ctrl + E インラインコード コードスニペットやコマンドの表示
Ctrl + Shift + 0~9 ブロックタイプのクイック変更 テキスト、見出し(H1~H3)、To-Do、箇条書きなど

外部連携(Integration)

Notionの真の力は他のツールとの連携で発揮されます。主要な外部連携機能を見ていきましょう。

  • Slack連携:NotionページをSlackチャンネルに共有するとプレビューが表示され、SlackからNotionページの作成やデータベース項目の追加を直接行えます。Notion AI Q&AをSlackで直接利用することもでき、チャット中に必要な情報を即座に検索できます。
  • Googleカレンダー連携:Googleカレンダーの予定をNotionデータベースに同期し、スケジュールとタスクを一つのスペースで管理します。Notionで予定を追加するとGoogleカレンダーにも自動的に反映されます。
  • GitHub連携:開発チームならGitHubのIssue、PR(Pull Request)、コミットをNotionプロジェクトボードに連携して開発進捗を追跡できます。コードレビューのステータス、デプロイスケジュールなどをNotionで統合管理できます。
  • Figma連携:FigmaのデザインファイルをNotionページにリアルタイムで埋め込み、デザインモックアップと企画ドキュメントを一箇所で管理します。デザイナーとプランナーのコラボレーション効率が大幅に向上します。

自動化(Automation)

繰り返し作業を自動化すれば時間を節約しミスを減らせます。Notionで活用できる自動化方法をご紹介します。

  • Notion内蔵自動化:データベースで特定の条件が満たされると自動的にアクションを実行します。例えば、タスクのステータスが「完了」に変更されると完了日を自動記録したり、新しい項目が追加されると担当者に自動通知を送るルールを設定できます。
  • Notion API:公式APIを活用すれば、外部システムとNotionを直接連携するカスタム自動化を構築できます。Python、JavaScriptなどでNotionデータベースをプログラムで操作し、既存の業務システムとのデータ同期を自動化します。
  • Zapier / Make連携:ノーコード自動化ツールのZapierやMake(旧Integromat)を使えば、コーディングなしで数百のアプリとNotionを連携できます。メール受信時にNotionデータベースへ自動登録、フォーム送信時にNotionへ顧客情報を自動保存などのシナリオが可能です。
  • ボタンブロックの活用:Notionのボタンブロックを使えばワンクリックで複雑な作業を実行できます。「週次レポート作成」ボタンを押すと、今週の日付が自動入力されたレポートテンプレートが生成されるといった具合です。

まとめ:Notionはツールではなくシステムである

Notion AIの登場により、Notionは単純なドキュメントツールを超えて、個人とチームの業務全体を包括する統合システムとして確立されました。AIライティング補助でドキュメント作成時間を短縮し、AI Q&Aで組織のナレッジに即座にアクセスし、AIデータベースプロパティで繰り返し作業を自動化することは、もはや選択ではなく必須です。

重要なのはNotionを断片的なツールとして使わないことです。メモだけ取ったり、To-Doリストだけ管理するレベルに留まっていては、Notionの潜在力の10%も活用できていません。プロジェクト管理、ナレッジ管理、個人の生産性、チーム協業を一つのワークスペースで有機的に連携してこそ、Notionは真の「システム」として機能します。データベース間のRelation(リレーション)を設定し、AIプロパティで自動分析を適用し、様々なビューで同じ情報を異なる視点から見ることがNotionマスターの核心です。

また、Notionは継続的なアップデートを通じて進化し続けています。AI機能の高度化、新しい連携サービスの追加、モバイルアプリの改善などが継続的に行われており、一度構築したシステムは時間とともにさらに強力になっていきます。重要なのは、完璧なシステムを一度に作ろうとしないことです。小さく始めて段階的に拡張するのがNotion活用のゴールデンルールです。

今日から始めるNotionセットアップ3ステップ

Step 1:パーソナルダッシュボードを作る - 空白のページに「マイダッシュボード」を作り、今日のタスク、進行中のプロジェクト、今週のスケジュールを一つのページで確認できるように構成します。データベースのインラインビューとリンクドビューを活用すれば、複数のデータベースの情報を一つのダッシュボードにまとめることができます。

Step 2:コアデータベース3つを作成 - 「プロジェクト」「タスク」「議事録」の3つのデータベースを作成し、Relation(リレーション)で接続します。プロジェクトに属するタスクと議事録を一目で確認できる構造が完成します。AIプロパティを追加して、各項目の自動要約と優先度分析を設定します。

Step 3:チームをワークスペースに招待 - 同僚をNotionワークスペースに招待し、プロジェクトデータベースを共有します。チームウィキページを作成してよくある質問と業務プロセスを整理すれば、チーム全体の業務効率がすぐに向上します。Notion AI Q&Aを有効にすれば、チームの誰もが自然言語で必要な情報を検索できるようになります。