私もクーパンを使っていますが、正直言って今回のニュースを見てかなり驚きました。おそらく多くの方も同じ気持ちでしょう。ロケット配送なしでは生活できないというほどクーパンをよく使っている方も多いと思いますが、突然自分の個人情報が流出したかもしれないと聞くと不安になりますよね。

でも、パニックになる必要はありません。大切なのは今すぐ行動を起こすことです。この記事では、今回の事件が何だったのかを簡単に説明し、皆さんがすぐにできる実践的な対応方法をお伝えします。

クーパン情報流出、一体何があったのか

簡単にまとめるとこうです。クーパンのシステムの一部が外部からの攻撃を受け、顧客情報が流出した可能性が指摘されています。正確な流出規模と範囲はまだ調査中ですが、氏名、連絡先、メールアドレス、配送先住所などの情報が含まれている可能性があると報じられています。

クーパン側は該当事案について調査中であり、影響を受けた顧客には個別に案内を行っていると発表しています。ただし、このような事態では公式発表を待つよりも先に対策を講じる方が賢明です。

自分の情報が流出したかどうか確認する方法

まず、自分の情報が流出対象に含まれているかどうかを確認してみることをお勧めします。いくつかの方法があります。

まず、クーパンの公式案内を確認してください。クーパンアプリやウェブサイトにログインして、通知メッセージやメールを確認しましょう。流出対象者には個別に案内が届く可能性が高いです。

次に、Have I Been Pwnedのような外部サービスを活用してみてください。このサイトで自分のメールアドレスを入力すると、そのメールアドレスがどの情報流出事故に含まれているかを確認できます。クーパンの件が登録されれば、ここでも確認可能になります。

また、個人情報保護ポータルなどの公的機関のサービスで個人情報流出の有無を照会することもできます。政府機関が運営する公式サービスなので安心して利用できます。

今すぐやるべき5つのこと

情報流出が確認されたかどうかにかかわらず、この機会にセキュリティを見直すことをお勧めします。以下の5つは今すぐ実行できます。

1. クーパンのパスワードを今すぐ変更する

これが最初にやるべきことです。クーパンアプリやウェブサイトですぐにパスワードを変更してください。新しいパスワードは最低12文字以上で、大文字と小文字、数字、特殊文字を組み合わせて作成しましょう。「coupang2026!」のような推測されやすいパスワードは絶対にダメです。

パスワード変更の手順:クーパンアプリ > マイクーパン > 設定 > アカウント管理 > パスワード変更

2. 他のサイトで同じパスワードを使っているなら全て変更

正直に言うと、これが一番怖い部分です。クーパンで使っていたパスワードをNaver、Google、銀行アプリでも同じように使っていたなら、それらすべてのアカウントが危険にさらされる可能性があります。ハッカーが流出した情報を使って他のサイトにログインを試みることを「クレデンシャルスタッフィング」と呼びますが、これは思っている以上によくある攻撃手法です。

面倒でも、重要なサイトのパスワードは全て別々に設定してください。覚えるのが難しければ、パスワード管理アプリ(例:1Password、Bitwarden)の使用をお勧めします。

3. 二段階認証(2FA)を設定する

パスワードだけでは不十分です。二段階認証を設定すると、パスワードが流出しても追加認証なしではログインできなくなります。クーパンも二段階認証に対応しているので、必ず設定しておいてください。

設定手順:クーパンアプリ > マイクーパン > 設定 > セキュリティ設定 > 二段階認証

Naver、Kakao、Googleなど他の重要なサービスも同様です。可能な限りすべての場所で二段階認証を有効にしておくことをお勧めします。

4. 不審な決済履歴やログイン通知を確認する

クーパンの決済履歴を注意深く確認してください。自分が注文していない決済がないか、配送先が見知らぬ場所に変更されていないかを確認する必要があります。また、登録されているカード情報や簡易決済の設定も確認してみてください。

不審な取引が見つかったら、すぐにクーパンカスタマーサービス(1577-7011)に連絡し、該当するカード会社にも報告してください。

5. フィッシングメッセージやメールに特に注意する

これが本当に重要です。個人情報流出事故が起きると、必ずフィッシング攻撃が続きます。「クーパンです。情報流出のため本人確認が必要です」といった内容のメッセージやメールが届く可能性があります。絶対にリンクをクリックしないでください。

覚えておいてください:

  • クーパンはメッセージでパスワードや決済情報を要求することはありません
  • 不審なリンクはクリックせず、直接クーパンアプリを開いて確認してください
  • 知らない番号からの「クーパンカスタマーサービス」という電話も一旦切って、公式番号に改めて連絡してください

今後の個人情報保護の習慣

今回の件をきっかけに、個人情報保護について改めて考えてみてはいかがでしょうか。いくつかの習慣を身につければ、今後同様の状況でも被害を最小限に抑えることができます。

まず、パスワードはサイトごとに異なるものを設定してください。パスワード管理アプリを使えば、数十個の異なるパスワードも簡単に管理できます。

次に、定期的にパスワードを変更してください。3ヶ月に一度程度、重要なアカウントのパスワードを変更する習慣をつけると良いでしょう。

また、決済通知を有効にしておいてください。クレジットカード会社のアプリで決済通知を設定しておけば、知らない決済が発生した時にすぐに気づくことができます。

最後に、必要以上の情報は提供しないでください。会員登録時に必須でない情報はあえて入力しない方が良いです。

企業の責任について

正直なところ、このような事故が起きるたびに顧客だけが被害を受け、企業は謝罪文一つで済ませるケースが多くて腹立たしいです。もちろん、どんなシステムも100%安全ではありませんが、数千万人の顧客情報を扱う企業であれば、それに見合ったセキュリティ投資と責任が伴うべきだと思います。

今回の事態の正確な原因が明らかになったら、クーパンがどのような措置を取るかを見守る必要があります。単なる謝罪を超えて、実質的な補償と再発防止策が講じられるべきです。私たち消費者として、企業に適切なセキュリティレベルを要求する権利があります。

それまでは、まず上記で述べた対策を講じておくことをお勧めします。自分の情報は自分で守らなければならない時代ですから。